一生に一度の成人式、かけがえのないこの日の写真を素敵に残したいものです。
成人式では、ご家族や久しぶりに会うご友人達とたくさんの写真を撮る機会があります。
それらの写真が残念なものになってしまっては勿体ないです。
少しのコツで振り袖姿をきれいに写す事ができるので、是非知っていただきたいです。
また、振り袖に合わせて揃えた帯やネイル、ヘアスタイルなどの見せ方も参考にしてください。
<撮られ方>
着崩れがないか
写真を撮られる前にまずチェックするポイントが、着物が着崩れていないかです。着崩れたままだと、だらしない印象になってしまします。
衿が緩んでしまったり、帯が下がってしまったり、着物にしわやたるみができていないか見てみましょう。
同時に髪型やメイク崩れも確認しましょう。
ヘアに関しては前髪が崩れていないか、髪飾りがずれてしまっていないか確認し、メイクに関しても、紅や眉毛が落ちてしまっていたら足し、目元のマスカラやアイライナーの滲みもチェックすると良いです。
立ち方
姿勢が悪いと、マイナスな印象を人に与えてしまいます。
印象を良くする為にも写真を撮る際、姿勢に気をつけましょう。
つま先をそろえ、かかとを少し開き内股気味にします。
次にあごを引き、天井に引っ張られるように背筋を伸ばします。
これだけで、上品な印象にかわります。
角度
カメラに向かって真っ正面に立って写真を撮ってしまいがちですが、それはNG!
理由は太って見えてしまうからです。
スマートに見えるコツは、斜め30~40度の角度で撮ることです。
左側の「上前」の柄がよく見えるように体の左前をカメラに向けると振り袖の柄の美しさもきちんと写真に収めることができます。
<撮り方>
外での撮影
自然光によって振り袖の生地の光沢がきれいに見えます。午前中の撮影だと太陽光の色味がナチュラルで明るく柔らかな写真が撮れるのでオススメです。
曇りの日でも最近のスマートフォンやデジタルカメラの性能はとても良いので、安心してください。
室内で
明るい場所で、背景がすっきりとした所(白い壁など)を選んで撮影するとお顔や着物の柄をしっかりと写すことができます。
角度
全身写真を撮る際は、シルエットや振り袖の全身の柄がよく見えるように撮りましょう。
階段等を利用し、下から撮ると胴(前身頃)の柄をきれいに写すことができ、脚長効果もみられます。
上半身の写真を撮る際は、階段の上から撮影すると目が大きく見え、小顔効果が得られます。
自撮り
スマートフォンで自撮りをすると左右反転した状態になってしまいます。反転してしまった場合は、アプリなどを利用して修正すれば前合わせが逆にならずにすみます。
<ポーズのバリエーション>
全身
左肩を前に、背筋を伸ばして
たもとを広げて柄をみせる
帯が見える角度で
後ろ姿はへアルタイルと帯、両方見えます
座った写真は凜とした大人の雰囲気
大切な人たちと一緒に
アップ
斜め上から撮影で可愛い印象に
顔に手を近づけるとネイルがよく見えます
ショールを掛けると成人式の雰囲気に