準備はいつから?
「うちの娘の振袖はいつぐらいから準備したほうがいいのかしら……」とお考えの方、なるべく早めの準備をおススメしています。
ここ数年の振袖事情からすると、お嬢さまが高校を卒業された年の春休みくらいにスタートするのがいいと思います。
「そんなに早く?」と思われるかもしれませんが、やはり、よい品から、決まっていきます。
購入、レンタル、ママ振袖……。いずれを選ぶにしても、ご満足いただける装いに仕上げるためには、相応の時間がかかると思っていただければ幸いです。
今回は、「振袖を購入されるメリット」を、レンタルとの違いも合わせてお伝えします。
購入のメリット
まず、振袖を購入する場合のメリットは、ざっくりですが以下の三点です。
① 自分の身体にぴったり合った寸法で着られる
レンタル振袖はすでに仕立てられているので、身長や体重だけでなく、手の長さや肩幅などが気になる方は、ご相談が必要になる場合もあります。
寸法の合った着物は、見た目が美しいのはもちろん、長時間着たときの疲れ方がまったく違います。普段から着物を着なれていない若い方はなおさら、寸法の合ったものがベストです。
② 特典内容が充実している
振袖購入のお客さま向けに、たくさんの特典をご用意しています。もちろん、レンタルのお客さまにも特典はありますが、ご購入特典はさらに充実!
お手入れ問題など、デメリットもクリアできるセットとなっています。
特典内容について詳しくはこちら「新作振袖のご購入」
③ 何度でも着られる
着る機会がないからレンタルを選ぶ方もいらっしゃるようですが、成人式以外でも、振袖を着る機会は何度もあります。
袴を合わせて卒業式や謝恩会。お友だちや親戚の結婚式。格の高い振袖をお求めになった方は、結納だけでなく、結婚式の披露宴でもお召しになっていました。
手元にご自分の振袖があれば、何年経っても何度も着ることができ、さらに妹さんや娘さんにお譲りすることもできるのです。
コスパ優先なら、だんぜん購入!
当店では、振袖を着るときに必要なものがすべて揃った状態で、購入セットとレンタルセットをご用意しています。
長い目でみると、レンタルセットを4回利用するなら、購入した方がコスパが良いということになります。
振袖姿がもたらすもの
わたしの友人のひとりは、成人式にスーツで出席しました。ご両親は振袖のための費用を用意してくれていましたが、社交的で活発だった彼女は、そのお金を使って海外旅行に行ったのです。
たくさんいる友人たちの結婚披露宴には、いつもスーツかワンピースで出席していました。
そんな彼女もやがて母親になり、数年前、娘さんの振袖の相談を受けました。
「わたしは振袖を買わなかったけど、後からやっぱり買ってもらえばよかったと後悔していたの。シーツやワンピースはデザインが古くなってしまうから、披露宴にお呼ばれするごとに新調していたのよ。ご祝儀もあるし、けっこうな出費だった。だから娘が生まれたら、ぜったいに振袖を用意してあげようと思っていたの」
続けて、こうも話してくれました。
「ある披露宴で、花嫁さんのお母さんが振袖を着てきた友だちに、『華やかな場にしてくれてありがとうね』と言っているのを聞いたの。で、ああ、そうかと。装いも、相手へのお祝いの気持ちの表現なんだなと気づいたのよ。きっとうちの両親も、本音は振袖を着てほしかったんだろうな……」。
若い時には気づかないことも、年を重ねて見えてくることがあります。
成人するとは、一定の年齢を重ねるというだけではなく、周りの人の気持ちを慮り、自分の立場を考えて行動できるようになること。
幸せをお祝いする寿ぎの場に限っていえば、若い女性の最上級の装いは振袖姿です。
そう考えると、人前で振袖を着ることは、とても意味深いことに感じられます。
人の幸せを喜ぶ、その回数を重ねていくことが、本当の意味での大人に近づくことなのかもしれませんね。
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