これから振袖選びを始めるお嬢様は、なりたい振袖姿の「イメージ」がまだ決まっていないという方も多いのではないでしょうか。
現代の振袖は、色・柄・デザインが豊富で、コーディネートもかなり自由に選ぶことができます。
納得のいく振袖選びのために、まずは着てみたいと思う「振袖イメージ」を見つけてみてください。
振袖の色、柄、コーディネートから、髪型など全身のスタイリングまで、「振袖のイメージ」を決める要素について、みやこやスタッフがお伝えいたします。
振袖姿の「イメージ」にはどんなものがある？
振袖はお嬢様のための「晴れの日」の着物ですので、とても華やかでゴージャスなイメージがありますね。
現代の振袖は、従来の華やかなイメージはそのままに、お嬢様の個性を生かして自由に楽しめるものになりました。
色・柄はもちろん、コーディネートやスタイリングまで、選択の幅が広がって「振袖のイメージ」はバリエーション豊かです。
・個性的で自由なイメージ
ぜひ、お嬢様が「なりたい」「着てみたい」と思える振袖イメージを見つけてみてください。
振袖姿のイメージは何で決まる？
振袖カラー
振袖の色は振袖姿のイメージに大きく影響します。
振袖の王道カラーである「赤」や「紫」などは、クラシックでエレガントなイメージです。
「ピンク」や「水色」などパステルカラーの振袖は、可愛いらしくフェミニンな印象を与えます。
「オレンジ」や「黄色」など明るい色の振袖は、フレッシュで元気なイメージになりそうです。
「白」の振袖は清楚で上品なイメージがあり、今も昔もとても人気があります。
「黒」や「青」の振袖は大人っぽく落ち着いたイメージになります。「かっこいい」系の振袖を着たいお嬢様におすすめです。
意外と人気がある「緑」色の振袖には、中性的で個性的なイメージがあります。
また、ここ数年で急速に増えた「くすみカラー」の振袖なら、従来の振袖ともちょっと違う個性的でおしゃれなイメージを演出できます。
以上は、ざっくりとした「振袖カラー」別のイメージになりますが、実際には、細かなトーンの違いや振袖の柄ゆきなどによっても印象が変わります。
振袖の柄／デザイン
振袖カラーと同じぐらい重要な要素となるのが、振袖に描かれる「柄」です。
「古典柄」の振袖には、格調高くエレガントなイメージがあります。
一口に古典柄といっても、「花の文様」「吉祥文様」「幾何学文様」「道具文様」など様々なモチーフがあります。
小さめの柄や細かな花柄などは、清楚で愛らしいイメージに。大きめの柄や大胆な構図で描かれたデザインなら、大人っぽくかっこいいイメージにもなります。
洋花模様などの「モダン柄」の振袖は、個性的でおしゃれなイメージです。
丸みを帯びた花柄などが特徴的な「レトロ・ポップ」デザインの振袖は、「キュート＆スイート」なイメージから「大正ロマン風」まで、振袖カラーによっても印象が変わります。
ここ最近は柄の少ない「シンプル」なデザインの振袖も人気です。大人っぽく落ち着いたイメージで着こなしたい方におすすめです。
また、振袖の柄に使われる色のトーンや、色数も振袖のイメージを変える要素になります。
全体に淡いトーンで描かれた振袖は、ふんわり優しいイメージに。明るい色やゴールドをふんだんに使った振袖なら、華やかでゴージャスなイメージになります。
柄の色数を少なめにした振袖も増えており、「ワントーン」コーデなどで、今っぽくおしゃれに着こなしたいお嬢様に人気です。
帯や小物とのコーディネート
帯は着物の次に大きな面積を占めるので、振袖イメージを決める重要なポイントになります。
ここ最近の傾向として、振袖になじむ色・柄の帯を合わせて、すっきり着こなすのがトレンドになっています。
「なりたいイメージ」に合わせて、振袖のデザインになじむ帯を選ぶと良さそうですね。
振袖の柄に使われている色の帯を合わせると、統一感が出てすっきりまとまります。
黒地の帯を選ぶと、モダンでかっこいいイメージの着こなしに。
また、帯揚げや帯締め、重ね襟などの「振袖小物」の選び方も重要です。
淡いトーンの小物を使えば上品で優しいイメージに、ビビッドカラーの小物を「挿し色」として使えば、個性的なイメージも演出できます。モノトーンやくすみカラーの小物で大人っぽい着こなしも。
レース素材やフリル、パールつきなどの振袖小物もあります。「可愛い」イメージや「かっこいい」イメージなど、なりたい振袖姿に合わせて選ぶことができます。
髪型やネイルなどスタイリングも重要
「なりたい振袖姿」のイメージにより近づけるために、ヘアスタイルやネイルなど全身のスタイリングにもこだわってみましょう。
特に、髪型や髪飾りはお顔まわりの印象を決定する重要な要素になります。
また、最近は、指先にまで気を遣うお嬢様がほとんどです。
普段はあまりネイルをしないというお嬢様も、ネイルチップなど気軽につけられるタイプもありますよ。
まとめ
振袖姿のイメージは、振袖の色・柄のほか、帯、小物類の合わせ方などで決まります。
「可愛いらしいイメージ」や「大人っぽいイメージ」など、なりたいイメージの振袖を選ぶご参考にしてみてください。
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