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【和装?洋装?】振袖姿のお嬢様との家族写真での服装

「娘が二十歳を過ぎるとなかなか会えなくなるかもしれない。
だから成人式の前撮りのついでに家族写真も撮っておこう」と思う親御様は少なくありません。

お嬢様は着る物が決まっているので迷うはずもない服装ですが、
他のご家族は違います。

和服が良いのか洋服が良いのか、
着るとすれば何を着れば良いのか、どの色を選べば良いのか。
主役であるお嬢様の振袖との兼ね合いもありますから、好きなものを選ぶわけにはいきません。

今回はお嬢様以外のご家族の服装を紹介します。

ご家族の方が何を着るべきか迷った際に、少しでも参考になればと思います。

 

 

お母様やおばあ様の服装

和服の場合

成人式の前撮りでお母様やおばあ様が和服を着るという家庭は少なくありません。
その場合には訪問着や色留袖を選ばれることが多いです。

 

柄は控えめに、色はお嬢様の振袖を見て決めましょう。
黄色や水色や黄緑といった淡い色か、
濃くても彩度の低い色を選ぶのを意識してみると、着物を選びやすいかもしれません。

おばあ様には美しい柄が入った黒留袖もおすすめです。
黒いので目立たないと思われがちですが、上品な高級感を写真から感じられるようになります。

洋服の場合

落ち着いた色のセットアップやワンピースを着る方が多いです。
全体的にあっさりし過ぎている場合は、ブローチやパールのネックレスを足してみると着こなしが寂しくなりません。

露出が少ない服でも、ジャケットやカーディガンを着ると、より大人の女性の魅力を感じられるでしょう。

 

 

 

お父様やおじい様の服装

和服の場合

お父様やおじい様が和服を着ると、写真の雰囲気がグッと引き締まります。

黒い紋付袴を着る方が多いです。
黒い紋付袴は「他の色に染まらない」という日本男児の意志を表現することができます。
まさに一家の大黒柱ですね。

「せっかくのお祝いごとなので、
もっと明るい雰囲気にしたい」というお父様やおじい様には、色紋付や外出着もお勧めです。
フォーマルですが、堅苦しすぎない写真を残すことができます。

羽織は洋服でいうジャケットです。
どの着物を選ぶにせよ、羽織は身に着けましょう。

洋服の場合

男性はスーツを着て写真を撮る方が圧倒的に多いです。
ただ、礼服では固すぎる印象になります。

普段とは違った生地のジャケットとスラックスを着れば、
おしゃれなお父様を演出できます。
ビジネススーツでも、お嬢様の振袖の色と近いネクタイを付けていくだけで、
お嬢様のことをよく見ている優しいお父様に大変身できます。

迷った際にはビジネススーツに白ネクタイをしていきましょう。
全身が写った写真を撮ることもありますので、靴やスラックスにも汚れがないか確認しておきます。

 

 

姉妹

和服の場合

結婚をしていない場合は、姉妹揃って振袖を着ると華やかな写真になります。

しかし、主役のお嬢様の振袖より華やかな振袖を選ばないように注意しましょう。
かといって地味目な振袖を妹様が選んでしまうと、主役のお姉さまの威厳が損なわれてしまう可能性があります。
妹様は派手すぎず地味過ぎない振袖選び心掛けましょう。

結婚されている場合は、訪問着や色留袖を身に着けます。

主役のお嬢様より目立たない色を選ぶのが基本ですが、
男性陣がダークカラーの場合が多いので、その分女性は華やかにしたいですね。

洋服の場合

妹様が学生の場合は、制服を着る方が多いですが、
華美すぎないワンピースも上品にまとまります。
フォーマルなセットアップを着用する場合は、
地味になりすぎないようにさり気ないアクセサリーを身に着けるとアクセントになります。
スカートはふんわりしたものを選びたいですね。

可愛い服を選びたくなるのもわかりますが、露出は控えましょう。
肩が出てしまう場合は、ジャケットや薄手のカーディガンを羽織ります。

 

兄弟

和服の場合

お父様と同じく紋付袴が主流です。

黒い紋付袴も渋くて素敵ですが、
色紋付で若々しさを表現すると、写真の雰囲気も明るくなります。
羽織と中の着物の色を揃えた着こなしが多いですが、
羽織を黒、着物を白にしてみたり、同系色でグラデーションにしてみるのもおすすめです。

洋服の場合

弟様は学生服を着る方が多いです。制服のない学校に通っている弟様は、
Yシャツにベストといった服装でも若々しくも格好良く決まるでしょう。

間違いないのはやはりスーツです。
シャツにうっすら色の付いたものにしたり、
カフスボタンをしてみると、控えめですがおしゃれに見えます。

 

まとめ

服装を考えるだけでも疲れてしまうかもしれませんが、
写真撮影当日はバタバタしてしまいます。

家族全員和服を着用する場合は尚更です。
しかし、写真撮影前のバタバタも過ぎてしまえば良い思い出になりますし、完成した写真は圧巻でしょう。

洋服であれば準備は比較的楽になりますし、
荘厳な和服の写真と違い、現代的で柔らかな雰囲気になるでしょう。

「かっちりとした服装は大変」というおばあ様やおじい様もいらっしゃいます。
そんな時は私服で写ってもらっても、温かみのある家庭的な写真になります。

どの服装も一長一短ですが、大事なのは家族で集まって写真を撮ることです。
楽しく前撮りをしましょう!

 

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