みやこやスタッフブログ 振袖について

【振袖の選び方】購入・レンタル・ママ振袖とは?/色はどうする?

一月があっという間に過ぎ、二月に入りました。
「一月は行く」「二月は逃げる」「三月は去る」という言葉があるように、
きっと二月もすぐに過ぎ去ってしまうでしょう。

 

特に二月は二十八日までしかないので短く感じてしまうかもしれません。
「来年のイベントだからと思っていたのに、気付けば成人式目前!」と焦らないためにも、
振袖は今の内からどれを身に着けるか考えておきましょう。
決して早すぎるということはありません。

 

今回はお嬢様におすすめの振袖の選び方を紹介します。
「振袖ってどうやって選べば良いの?」と思った方は、
振袖を決める前に読んで参考にしてみてくださいね。

 

 

購入?レンタル?ママ振袖?

振袖を決める時にはまず、振袖をどこから調達するかを考える必要があります。
最近はレンタルする人が圧倒的に多いですが、
購入やママ振袖といった選択肢もあります。
それぞれのメリットやデメリットを見て考えましょう。

 

購入

振袖は未婚女性の第一礼装なので、成人式だけでなく卒業式や祝賀会、
お友達や親戚の結婚式にも着て行くことができます。
また、結納の際に着用することもできるので、
着振袖を購入すればさまざまなシーンで何度も着ることができるのが、
振袖購入の一番のメリットです。

 

また、振袖を共有できる姉妹や親戚がいたり、
将来娘が生まれたら自分の振袖を着せたいというお嬢様には振袖購入をおすすめします。
振袖は着る回数が多ければ多いほど、購入の方が安く済みます。

 

 

デメリットは初期費用が高いこと。振袖は購入すれば安くても20万円は必要です。
更にお手入れが必要な点や、保管する場所が必要であることも頭に入れておく必要があります。

 

 

レンタル

レンタルのメリットは安いところです。
数万~20万円あればレンタルは可能なので、
他のイベントに振袖を着て行くつもりはないというお嬢様はレンタルで十分でしょう。
前撮りや成人式が終わり、振袖をレンタル会社に返せば終わりなのでお手入れも必要ありません。

 

デメリットは稀に成人式で振袖が他のお嬢様とかぶってしまうことです。
レンタルの振袖は量産品の安いものも出回っています。
とは言っても、振袖は小物も多いので組み合わせは無限と言っても過言ではないでしょう。
同じ振袖でも帯や襟、髪型などが違えば全く違う振袖に見えます。
過剰に心配する必要はないのかもしれません。

 

みやこやのレンタル振袖は、
一地区一柄で同じ年度に他のお嬢様とかぶらないように配慮しているので安心です。

 

 

ママ振袖

ママ振袖は名前の通り、お母様から受け継いだ振袖をお嬢様がお召しになるということです。
振袖にまつわるお母様の思い出話に花を咲かせることができます。
古風な柄のものも多いので他のお嬢様とかぶる心配はないですし、
古いものを着こなすと振袖姿が一層おしゃれに見えます。

 

振袖が汚れてしまっていたり、傷んでしまっている場合はお直しが必要です。
汚れ具合や傷み具合によっては高くつくことがあります。
しかし、基本的に小物を揃えるだけで済むので出費も抑えることができます。

 

デメリットは購入やレンタルよりも早い内から準備しておく必要があることです。
クリーニングやお直しに時間が掛かる場合があるのです。
万が一前撮りや成人式に用意が間に合わなくなってしまっても、
購入やレンタルでは気に入る色や柄が既に他のお嬢様の手に渡っている可能性があります。

 

他にも、お母様とお嬢様の体型が違い過ぎる場合にもお直しが必要です。
サイズもなるべく早く確認しておきましょう。

 

 

振袖の色

ママ振袖でないお嬢様が振袖を選ぶ際に、最初に決めるのが色だと思います。
好きな色の他に、お嬢様自身のイメージや理想の雰囲気を作るのには何色が良いかなど、
考えることが沢山あります。

色によっては顔色が悪く見えてしまったり、気太りして見えたりして見えます。
似合う振袖は人それぞれということです。
しかし一言で「○○色」と言っても、その中で細かく種類が別れているので、
好きな色を諦める必要はないかもしれません。

代表的な振袖の色を見ていきましょう。

 

赤色

どの時代でも圧倒的な人気を誇る赤色の振袖。
赤は多くの日本人の肌の色と相性が良いと言われており、血色も良く見えます。

「情熱的」や「エネルギッシュ」といったポジティブな印象を与えることのできる色です。

落ち着いた印象をあたえる青みがかった「紅色」や「臙脂色」。
明るい印象を与える黄色みの強い「朱色」や「緋色」などの種類があります。

 

 

ピンク色

女の子らしい色として人気のピンク色の振袖は、
黄色や水色、黄緑といった優しい色との相性が抜群です。

「幸福」「華麗」「優しい」といった柔らかな印象を与えることができます。

「桜色」は春の始まりを連想させる可愛らしさがあります。
「桃色」は少しビビットではつらつとした元気な印象を与えられます。
「ピンクは可愛らしすぎるかも……」と思う方でも、
「サーモンピンク」で少し情熱的な印象を加えるのはいかがでしょうか。

 

 

黒色

黒色の振袖はどんな色とも相性が良い万能な振袖と言えます。
印象を自由に操作することができ、
色や柄、小物の組み合わせによって大人っぽくクールに魅せることもできますし、
個性的にモダンな印象を与えることもできます。
上手く使えばキュートな着こなしもできますよ。

そんな黒色のイメージは「上質」「神秘的」「高級感」「威厳」などです。

 

 

青色・水色

凛としたイメージの青色は、薄くすると可愛らしいイメージにもなります。
金や銀といった縁起の良い色ととても相性が良く、美白効果もある色なので人気があります。

 

青のイメージは「誠実」「知性」「高貴」。
水色は「清潔」「爽やか」「浄化」というイメージがあります。

濃い「藍色」「群青色」、薄い「水色」「空色」が人気です。
水色は最近人気の出てきた色なので、数も少ないです。
水色の振袖が気になるお嬢様は早めにお店に行きましょう。

 

 

緑色・黄緑色

緑色の振袖は最近人気が出てきています。
自然界に多く存在する緑色は、他のどの色より花柄との相性が良いのではないでしょうか。

 

「穏やか」「安らぎ」「安全」「生命力」「若さ」といった印象のある色ですが、
濃い緑を身に着けると「エレガント」にもなります。

濃い緑なら「翠色」や「松葉色」。薄い緑なら「若草色」など。
緑は日本の伝統色の中でも種類が特に豊富です。

 

 

黄色

黄色はまとまった印象がありません。
「優しい」「可愛らしい」というイメージがあるという人もいれば、
「危険」「攻撃的」といった印象を持つ人もいます。
また「爽やか」な感じもしますよね。

 

振袖の柄や小物の色との兼ね合いで、いかようにも印象を変えられる便利な色です。

「檸檬色」「蒲公英(たんぽぽ)色」「山吹色」が代表的な黄色の種類です。

 

 

 

まとめ

振袖の選び方には正解がありません。
購入かレンタルかは、金銭的な問題や、着る回数によって決めるのがおすすめです。
ママ振袖は古臭いと思うお嬢様もいらっしゃるかもしれませんが、
お母様から受け継いだ振袖には他の振袖にはない価値があるのです。
胸を張って身に着けましょう。

 

人の肌は大きく二種類に分かれていて、
「イエローベース」と「ブルーベース」に分類できると言われています。
どの色を選ぶにしても、イエローベースの方は黄色みがかった方を。
ブルーベースの方は青みがかった方を選ぶと肌に馴染み顔色が良く見えるでしょう。

しかしそれだけで振袖の色を決めることはありません。
お嬢様が後悔しない振袖選びができることを願っています。

 

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