「二十歳の振袖姿」は、一生に一度きりの大切な思い出になります。
振袖写真を撮るときは、最高にきれいに写りたいですよね。
振袖フォトの「基本のポーズ」から、「映えるポーズ」まで、美しく写るためのコツについて、詳しく解説します。
振袖フォト「基本のポーズ」
「正面・立ち姿」
①両手を揃える「王道ショット」
いかにも記念撮影というポーズですが、だからこそ一枚は撮っておきたいポーズです。
・帯のすぐ下ぐらいで両手をそっと揃える
・扇子を持つのもおすすめ(右手に扇子の要を持ち、扇子の先に左手を下から添えるように)
・あごを引いてかすかにほほ笑んで
・少し顔を横に傾けるのもおすすめ

②袖を広げるポーズ
振袖の最大の特徴である長い袖もきれいに写真に収めておきたいですよね。
袖口をつまむように持って袖を広げ、内袖の柄を見せるショットです。
・片袖を広げて
・反対側の手で壁に少しもたれかかるのもおすすめ
・両袖を広げて
・視線を下に落として自然なポーズも

「斜め・立ち姿」
身体を斜めにすることで、ほっそりとしたシルエットになります。
動きや立体感が出て、真正面よりも自然な雰囲気の写真が撮れます。
・左側を前に(振袖の柄がよく見えるように)
・右足を少し後ろに引くように立つ

「座り姿」
椅子に座った撮影や正座した姿も「定番ポーズ」の一つです。
①上品な座り姿を撮りたいなら
・背筋を伸ばして椅子に浅く腰掛ける
・膝にシワがよらないように
・裾をきれいに整えて
・身体を少し横に向けて帯結びを見せるのもおすすめ

②正座ショット
・両袖を広げて柄を見せる
・両手を膝の上で揃えて
・キリっとした表情が似合います

③リラックスした「オフショット風」
椅子に座って「休憩中」のような、リラックスしたポーズもおすすめです。
・ひじ掛けにもたれかかる
・ひじ掛けに頬杖をつく

「後ろ姿」
振袖姿では、華やかな帯結びも見所の一つですので、後ろ姿もぜひ残しておきたいですね。
可愛いヘアアレンジもしっかり写すことができます。
・背筋を伸ばして
・首筋にも意識を集中して「美しいうなじ」を見せるように

「映える」振袖写真ポーズ
「見返りショット」
後ろ姿とお顔の両方を撮影できるポーズとしておすすめです。
・首を少し傾けて視線を向ける/ほほえむ
・視線を落とした「伏し目がち」な表情もおすすめ

「顔に手を添えるポーズ」
お顔まわりにそっと手を添えるポーズは、ナチュラルな雰囲気を出すことができます。
小顔効果も期待できるおすすめポーズです。
・あごや耳下付近に指先を添える
・さりげなくネイルを見せて

「小物を使ったポーズ」
ブーケや和傘など「撮影小物」を使ったポーズもおすすめです。
特別な小物でなくても、おしゃれな振袖バッグも撮影小物として活用できますよ!

スタイリッシュな立ち姿
お友達どうしで自撮りを楽しむなら、少年漫画のワンシーンを彷彿とさせるスタイリッシュな立ち姿「ジョジョ立ち」に挑戦してみるのも楽しいかも?
成人式の思い出として、印象に残る振袖フォトになりそうですね。
写真撮影の「目線」はどうする?
①しっかりカメラ目線
しっかりレンズを見つめる写真は、記念撮影に欠かせないものです。
・きりっとした「目力」を感じさせる目線
・はじける笑顔とカメラ目線
・見返りショットでモデルさんのようなカメラ目線

②視線を落とす・外す
あえて視線を落とす・外すことで、落ち着いた印象の写真になります。
襟足やうなじが美しい「横顔」ショットもおすすめです。

③上目づかいでキュートに
斜め上を見上げるポーズなど「上目づかい」ショットは、キュートでちょっとお茶目なイメージです。
振袖のデザインやヘアアレンジが「ガーリー」なスタイルの方におすすめ。

上手な「自撮り」のコツは?
・髪型の乱れや振袖の着崩れをチェック!
自撮りの前に、手鏡でささっとチェックして、ヘアピンなどで整えましょう。
襟元が開いていないか、帯締めが垂れ下がっていないか、おはしょりが乱れていないかなど、着崩れにも注意して。
・斜め上から撮るのがおすすめ
カメラを正面に構えるのではなく、斜め上からの角度がきれいに撮影できます。
カメラを少し傾けるか、顔を傾けるのがコツです。
・頬に手を添える(虫歯ポーズ)
お顔まわりに手を添えると、小顔効果が期待できます。
ネイルを写せるというメリットも。
・インカメラはミラーモードをOFF
スマホのインカメラでの撮影で注意したいポイントは、「ミラーモード」にしないことです。
ミラーモードになっていると、襟合わせが反対になってしまうという問題があります。
これは「死装束」を意味しますので、そのままSNSなどにアップしてしまうと、強烈な違和感を与える可能性があります。投稿前に必ずチェックしましょう!
まとめ
振袖写真の「基本ポーズ」と「映えるポーズ」について、撮影のポイントをお伝えしました。
立ち姿や座り姿のほか、見返りショットや小物をつかった撮影などもおすすめです。
顔まわりに手を添えたり、目線を落としたり・外したりすると、より自然なイメージの写真になります。
スマホで自撮りをする時には、斜め上から撮影するのがおすすめです。
インカメラでの撮影は「ミラーモード」になっていると、襟合わせが反転してしまうので注意してください。
一生の思い出に残る「振袖フォト」は、ポージングや目線にもこだわって、お気に入りの写真をたくさん撮影してみてくださ
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