近年、お母様の振袖を着て成人式に出席するお嬢様が増えています。
お母様の思い出も一緒に着られる「ママ振袖」は、とても素敵ですよね。
成人式や前撮りに「ママ振袖」を着ようと思っているお嬢様は、振袖の状態などを早めに点検しておく必要があります。
みやこやでは、「ママ振袖」を着用するお嬢様のために、『ママ振袖プラン』をご用意しております。
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ママ振袖の点検とお手入れ
みやこやでは、「ママ振袖」を着用されるお嬢様をサポートする『ママ振袖プラン』をご用意しています。
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ママ振袖を着るためには、事前に確認しなければならないポイントがいくつかあります。
点検結果によっては、お手入れやメンテナンスに時間がかかる場合もあります。
成人式や前撮りでママ振袖を着る予定があるお嬢様は、今のうちに点検しておきましょう。
汚れやシミがないか
振袖（ふりそで）は、「未婚女性の第一礼装（れいそう）」とされる格式の高い着物です。
成人式をはじめ、結婚式や卒業式など「フォーマルシーン」に着用します。
大切な「晴れの日」の装いですので、目立つ汚れやシミがある場合には、そのまま着用することができません。
みやこやの専門スタッフが、お持ちいただいた振袖に汚れやシミがないか、しっかり確認いたします。
点検の結果、落とせるシミの場合には、「シミ抜き」を行います（１ヶ所につき3,300円より）。
落とせないシミがある場合には、シミの上から新たに柄を描きこみます（1ヶ所につき5,500円～）。
汚れやシミの大きさなどにより、お手入れにかかる費用が違います。
サイズが合っているか
お持ちいただいた振袖をお嬢様に実際に着ていただき、サイズが合っているか（着付けで調整できるか）チェックします。
着物のサイズは、ある程度までは着付けで調整が可能です。
お母様とお嬢様の身長差が大きい場合や、腕の長さが異なる場合には、「サイズ直し」が必要となります。
着物の身丈が足りない場合には、着付けで隠れる部分に布を足すことで着用できる場合があります。
また、お母様とお嬢様が同じぐらいの身長でも、現代っ子のお嬢様はお母様よりも腕が長く、裄（ゆき）が足りないということがよくあります。
振袖を着たときに、手首より上が袖からニョキっと出てしまう（裄が足りない）場合、そのままでは着用できませんので、「裄（ゆき）直し」が必要となります。
みやこやでは、振袖の裄直し11,000円～、長襦袢は7,700円～承っております。
帯や振袖小物を現代風に「リコーディネート」
ママ振袖の帯・小物類は、そのまま着用することもできますが、お嬢様の好みや現代のテイストに合わせて「リコーディネート」するのがおすすめです。
みやこやの「ママ振袖プラン」では、振袖の事前チェックやメンテナンスだけでなく、新しい振袖コーデのご提案も行っています。
現代の振袖用袋帯にチェンジ
実は、現代の振袖用袋帯は、お母様の頃よりも30cmぐらい長くなっています。
お母様世代の袋帯は、今の物に比べてしっかりとした重厚なつくりが主流でした（とても上質な帯が多いので、ぜひ大切にしていただきたいと思います）。
これに対し、現代の振袖用袋帯は、薄くて軽量なタイプが多くなっています。
お嬢様の成人式では、長尺・軽量な現代の帯に変えることで、様々な「変わり結び」を楽しむことができます。
また、合わせる帯の色・柄によって、振袖姿のイメージが変わります。
近年は、落ち着いたトーンの帯や、モダンなデザインの帯が人気です。ある意味、洋服のコーディネートにも近い感覚で、シンプルな帯をさらりと着こなすお嬢様が増えています。
「振袖小物」を一新
半衿・重ね衿・帯揚げ・帯締めなどの「振袖小物」を一新することで、お嬢様らしい着こなしにすることができます。
どの小物も、目に見える面積としては小さいものの、色の組み合わせによって、着こなしのイメージががらりと変わります。
お嬢様の好きな色を採り入れたり、お嬢様の雰囲気に合わせて選んだりして、お嬢様らしいコーディネートにアレンジし直しましょう。
また、帯や小物のコーディネート方法にも、その時代ごとのトレンドがあります。
お母様の頃と現代では「着こなし術」が変わっていますので、現代のセンスに合わせてコーディネートするのがおすすめです。
・落ち着いたカラーの振袖小物
・すっきりと統一感のある着こなし
・フリルやパールなど洋風アイテムの活用
特に、最近は、ニュアンスカラーなど落ち着いた色味の小物も人気です。色数をおさえて、すっきりとしたイメージにすると「今風」の着こなしになります。
フリルやパールつきの小物、レース調の小物など、お母様の頃にはなかったおしゃれな振袖小物を採り入れて、華やかさを演出するのもおすすめです。
まとめ
お嬢様の成人式や前撮りに、「ママ振袖」の着用をお考えの方は、今のうちに事前の点検を行ってください。
「汚れやシミがないか」「サイズが合っているか」などをチェックした結果、お手入れやメンテナンス、サイズ直しが必要となる場合があります。
また、現代のセンスで「ママ振袖」をおしゃれに着こなすために、帯や小物を「リコーディネート」するのがおすすめです。
現代の振袖用袋帯に変えることで、様々な「変わり結び」も楽しめます。
お嬢様の好みや現在の流行に合わせて、振袖小物もチェンジしてみましょう。
お母様の振袖姿とはまた違った、お嬢様らしい振袖スタイルに挑戦してみてください。
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