みやこやスタッフブログ 振袖について

振袖姿を引き締めるポイント!帯締めと帯留め

「二十歳の振袖」は、思いっきりおしゃれなコーディネートで、一生の思い出に残る着こなしにしたいですよね。

数ある振袖小物の中でも、「帯締めと帯留め」は本当に小さな小物ですが、振袖姿を引き締める重要なポイントになります。

帯締めと帯留めを上手に使った着こなしのコツについて、みやこやスタッフがお伝えいたします。

 

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帯締めのおしゃれ

帯締めは、長さ150cm~180cmほどの紐状の振袖小物です。

その名の通り、本来は帯結びを固定する役割のある「着付け小物」でもあります。

帯結びがゆるんでしまわないように、しっかり結ぶ必要がありますので、ある程度強度のある素材と作りになっています。

振袖用の帯締めには、いくつかの種類があります。

どのタイプの帯締めを選ぶかで、コーディネートの印象が変わります。

 

組紐タイプ(丸組)の帯締め


数年前にヒットしたアニメ映画でも話題になった「組紐」は、帯締めの素材としてよく使用されます。

その中でも、「丸組」の帯締めは、振袖用の帯締めとして一番よく使われているタイプです。

丸みのあるフォルムのため、どちらかというと「若々しくてキュートな印象」がありますが、どんな振袖にも合わせやすい帯締めと言えます。

丸組の振袖用帯締めは、帯留めと一体になったタイプが多く、パールやビジューなどもついてとても華やかです。アクセサリー感覚で選ぶことができるので、とても楽しいですよ。

両端に房飾りがついたものなどもあって、様々な変わり結びができるように「長尺タイプ」が多いのも特徴の一つです。

 

組紐タイプ(平組)の帯締め


組み方のバリエーションが豊富で、様々な模様を織り出すことができます。振袖用の帯締めには、金糸・銀糸入りの華やかな組紐が使われます。

帯に密着しますので、安定感があるのもメリットの一つです。

平組の帯締めは、「直線的ですっきりとした印象」を与えます。「かっこいい系」や大人っぽいイメージのコーディネートにしたい方におすすめです。

平組の帯締めに帯留めをつけると、さらに品格あるスタイルの着こなしになります。

 

丸ぐけの帯締め


「丸ぐけ」は、細い袋状の布に綿をつめたタイプの帯締めです。

「晴れの日」の着物にふさわしい帯締めとして、花嫁衣裳や七五三の祝い着などに合わせて使用されます。

ぽってりとしたフォルムで「愛らしい」印象のコーディネートになります。

振袖用の丸ぐけ帯締めは、刺繍入りや房飾り付きの華やかなタイプがたくさんあります。

振袖用の帯締めとしてはやや少数派といえますが、個性を出したいお嬢様や、レトロな雰囲気の着こなしにしたいお嬢様におすすめです。

 

帯留めのおしゃれ


帯留めは、振袖小物として「絶対に必要なアイテム」というわけではなく、純粋な「アクセサリー」です。そのため、帯留めには宝石や彫金細工、つまみ細工などの高級な素材が使用されるのが一般的です。

振袖用の帯留めは、華やかな着こなしに負けないアクセントになるように、大ぶりな物がおすすめです。

帯留めは、平組の帯締めに通して使用します。すっきりとした平組の帯締めとインパクトのある帯留めの組み合わせは、お嬢様の振袖姿を一層おしゃれに見せてくれますよ!

帯留めは着付け小物ではありませんので、ある程度自由な発想で採り入れることができます。

例えば、つまみ細工の髪飾りを「帯留め」の代わりに使うこともできますよ。

また、ブローチも、大きさや作りが帯留めに適した物が多いので、帯留めと兼用することがよくあります。

ご自身で普段からブローチを使う方はあまりいらっしゃらないと思いますが、おばあさまの形見のブローチなどがあれば、帯留めにしてみるのもおすすめです。

可愛い孫の晴れ姿に花を添えることができたら、おばあさまもきっと喜ばれるのではないでしょうか。

帯留めにしてみたいアイテムがある場合には、スタッフや着付け師さんにぜひ相談してみてください。

 

帯締めと帯留めのコーディネート

帯締めは、着物や帯に比べると面積としては小さいですが、帯締めの選び方によって、コーディネートのイメージがかなりかわります。

帯締めのカラーは、振袖の柄に使われている色から、「アクセントカラー」を選ぶのがセオリーです。

帯のカラーとコントラストをつけることで、コーデの印象をぐっと引き締める効果があります。

この時、帯揚げ、重ね襟とのバランスも考慮してください。

ひと昔前までは、着物の反対色の小物を選ぶのが一般的でしたが、ここ最近は、同系色ですっきりまとめた「統一感」のあるコーデも人気です。

全体の印象がぼやけてしまわないように、帯締め・帯揚げの色に濃淡をつけたり、パールやビジューでアクセントをつけたりするといいでしょう。インパクトのある帯留めをつけるのもおすすめです。

可愛いイメージやクールなイメージなど、「こんな着こなしにしてみたい」というご希望を伝えて、スタッフと一緒にお気に入りのコーディネートを選んでみてください。

 

まとめ

帯締めと帯留めは、小さな振袖小物ですが、振袖姿の印象を引き締める重要なアイテムです。

丸組タイプの帯締めは帯留めと一体になっているタイプが数多くあります。平組の帯締めに大ぶりでインパクトのある帯留めを合わせるのもおすすめです。

帯締めの選び方で着こなしの印象が変わりますので、帯揚げや重ね襟とのバランスも考慮して上手にコーディネートしてみましょう。

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