みやこやスタッフブログ 振袖について

振袖を着る時の所作やマナーを知って美しく着こなそう!

振袖を美しく着こなすためには、コーディネートや着付けだけでなく、「所作・マナー」もとても重要です。

振袖を着たときの「立ち居振る舞い」について事前に学んでおけば、式典当日も安心ですね。前撮りの際に練習しておくのもおすすめです。

振袖での歩き方・座り方や、トイレの方法など、知っていると便利な振袖マナーについて解説します。

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振袖姿が美しく見える「立ち居振る舞い」

着物を着たときには、ふだん洋服を着ている時とは異なる「立ち居振る舞い」が必要になります。

こうした所作は、大人の女性として大切なマナーでもありますが、実用的なメリットもあります。

振袖姿が美しく見える

美しい所作は、振袖姿をより美しく見せてくれます。逆に、せっかく素敵な振袖を着ていても、所作が良くないためにイマイチな着姿になってしまったらもったいないですね。

ポイントさえ覚えておけば、それほど難しくありませんので、ぜひ美しい所作を心がけてみてください。

着崩れしにくくなる

着慣れていない振袖は、着崩れが心配でドキドキしてしまうお嬢様も多いことでしょう。和装の正しいマナーや所作は、着物が着崩れにくくなるというメリットもあります。

式典当日は長丁場となりますので、まったく気をつかわずに過ごしていると着崩れてしまいます。

事前に所作を練習しておけば安心です。前撮りの日に「予行演習」として実践しておくといいでしょう。

シミや汚れがつかない

普段の洋服に比べて、着物(特に振袖)は、裾や袖が長いデザインが特徴的です。

動きやすい洋装に慣れているので、同じような動作をしていると、裾や袖を踏んだり地面につけたりして汚してしまいます。

大切な振袖を汚さないようにするためにも、振袖の着用マナーを身に着けておく必要があります。

振袖を着たときの所作

歩き方

振袖を着ている時は、洋服の時よりも「小股」「内股」気味に歩くようにしましょう。大股で歩くと裾が大きく開いて、美しく見えません。また着崩れの原因にもなりますので注意しましょう。

心配のあまり、ペンギンのようにちょこちょこ歩きをする必要はありません。自然に見える歩き方に気をつけると、大人っぽく上品に見えます。

座り方

振袖の時には、せっかくのきれいな「帯結び」がつぶれないように、背もたれに寄りかからず、やや浅めに腰かけるようにしてください。

両袖は、重ねて膝の上に置きます。

車に乗る時もシートに寄りかからないようにして、乗り込む時はお尻から車内に入ります。

階段の上り下り

階段や段差のある所では、慣れない草履でつまずかないように、いつもより足元に気を付けてください。裾や袖を踏みやすいので、裾を少しつまんで昇降しましょう。足が露出しないように、持ち上げすぎに注意しましょう。両袖は重ねて手にかけておくと安心です。

手をのばすとき

「手をのばす」動作は、洋服の時にはまったく気にする必要がありませんが、着物を着ているときには、注意が必要です。

和装マナーでは、袖口から腕がニョキっと出てしまう所作は美しくありません。

手をのばすときには、反対側の手で袖口をそっとおさえておきましょう。

バッグの持ち方


和装用のバッグは、手持ちするタイプ(ハンドバッグまたはクラッチバッグ)になっています。

着物を着ているときには、バッグを腕や手首にひっかけて持たないようにしましょう。

写真を撮るときには、指先を揃えてバッグを持つと上品できれいです。おしゃれな振袖ネイルも引き立ちそうですね。

着崩れやすいNG動作

腕を肩より上にあげると、両脇から着物が出て着崩れてしまいます。自撮りの時などについやりがちですが、腕を高く上げる動作はしないように気をつけましょう。

また、上半身をひねる動作も着崩れの原因になります。振り返るときなどは、身体ごと向きを変えるようにしてください。

振袖の時のトイレはどうするの?

慣れない振袖姿で、一番心配なのは「トイレ」の時かもしれません。

実際に、着崩れたり汚したりする危険も高い場面ですので、事前にしっかりイメージトレーニングをしておいてくださいね。

わからないことや心配な点は、遠慮せず、みやこやスタッフや着付け師さんにおたずねください。

洋式トイレを選ぶ

最近では「和式トイレ」を見かけることも少なくなってきましたが、和式ですと裾や袖の扱いがより難しくなります。

振袖の時には絶対に「洋式トイレ」がおすすめです。

着物クリップを活用する

トイレの際には、たくし上げた裾や長い袖が床につかないようにする必要があります。

着物クリップがあると、両袖を帯にとめておくことができますので、トイレの最中や手を洗うときにも便利です。

なお、洗濯バサミや文房具のクリップですと着物に跡や傷がつきやすいので、専用の着物クリップがおすすめです。

トイレの手順

両袖をまとめて、帯に挟むか着物クリップでとめておきます。

振袖、襦袢、裾除けの裾をそれぞれ左右に開き、まとめてまくり上げます。

まくり上げた裾をクリップでとめるか、両脇にしっかりかかえるようにして、便座に腰かけます。

トイレの後は、裾を順番に元の状態に戻します。「おはしょり」がめくり上がりやすいので注意して、きれいに整えます。

まとめ

振袖姿を美しく見せる「所作・立ち居振る舞い」を、事前に学んで練習しておきましょう。和装の所作・マナーは、着崩れ予防や汚れの防止にも役立ちます。

振袖の時の歩き方、座り方、階段の上り下り、手ののばし方、バッグの持ち方、トイレの方法などに気をつけましょう。前撮りの時に「予行演習」をしておくのもおすすめです。

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